堂島取、貴金属市場に新商品申請
金・銀・白金単位引き上げ3商品

2026-04-21

 堂島取引所は1日、貴金属市場3商品の取引単位を引き上げた新商品の上場申請を行ったと発表した。新たに上場するのは、金500g、白金500g、銀10kgを取引単位とする限月現金決済先物取引の3商品。既存の限日商品(金・白金各10g、銀1kg)と比較して取引単位を大幅に引き上げた設計となっており、機関投資家や商社など大口参加者の利便性向上を意識した商品性といえる。7月21日の上場を予定している。
 取引対象は金が純度99.5%以上、白金が同99.95%以上、銀が同99.9%以上の地金。限月は1限月制を採用し、毎年6月と12月の最終営業日に取引最終日を迎える。新甫発会は6月限が前年12月の第一営業日、12月限が同年6月の第一営業日で、取引期間は最大7カ月間となる。6月及び12月には新旧2限月が並存するため、この期間に自主的なロールオーバーが可能となる。既存商品にある期限自動ロールオーバーの仕組みは採用しない。
 日々の値洗い(帳入値段)はVWAP方式で算出し、対象時間帯は15時15分から15時45分までの約定値段と取引数量の加重平均による。最終清算数値は理論現物価格に基づく。取引証拠金はVaR方式で計算する。
 堂島取引所は近年、コメ先物の本上場断念を経て商品ラインアップの拡充を模索してきた。大阪取引所(OSE)が13日にポケットゴールド100先物など小口商品を投入したのとは対照的に、取引単位を引き上げた本格的な貴金属先物で差別化を図る戦略がみてとれる。
 また堂島取は5月7日から、大阪の本社を移転し新たな事務所で業務を開始する。移転先は下記のとおり。
[住所]〒530-0005 大阪市北区中之島3丁目2番18号住友中之島ビル3階
[代表電話]06-6531-7931(変更なし)

(Futures Tribune 2026年4月14日発行・第3426号載)
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